令和元年6月、竹田市議会では第2回定例会が開催された。
本定例会では、議案80件が提出され、その中で特に議案第68号の竹田市教育委員会委員の任命についてと、議案第80号の動産購入についてが中心議題となった。
議長は会期について「本定例会の会期を26日間として決定した」と報告。その後、市長の首藤勝次氏は様々な市政に関する報告を行った。
市長は、雨不足の影響による田植えの遅れやハウス栽培への影響を懸念し、早期水確保の対策と、地域農業の発展に寄与する施策を述べた。また、クアパークのグランドオープンについても触れ、この施設が地域振興の拠点になることへ期待を寄せる。
加えて、経済面では中九州横断道路の開通による交通利便性の向上や、新たに進む道路整備についても具体的に言及した。特に、阿蘇市へのアクセス向上がもたらす地域経済への寄与に期待している。
市長の報告が終了した後、議案に対する質疑が行われた。議案第68号に関しては質疑がなく可決され、教育委員として任命された賀籠六尚樹氏が自己紹介を行った。彼は小さい子どもの育て親としての経験を持ち、教育環境の改善に寄与する意向を述べた。
さらに、議案第80号である消防ポンプ自動車の購入も無事に可決された。
これらの決定事項は竹田市の将来的な発展に大きな影響を及ぼすと期待されており、議会は円滑に閉会した。