令和6年3月19日に開かれた竹田市議会第1回定例会では、重要な議案が多く審議された。
会議は、午前10時に開議され、特別委員会の設置が承認された。温泉施設の管理運営等に関する調査を目的とした「温泉施設管理運営等調査特別委員会」が設置された。
初代委員長には本田 忠議員が、副委員長には後藤 建一議員が選任された。次のステップでは、委員長の審査報告が行われ、各常任委員会からの調査結果も報告された。総務常任委員会委員長である阿南 智博議員によると、特に職員の特殊勤務手当の見直しについて議論があり、支給要件の更なる明確化が必要であるとの意見が上がった。
追加の提案として、竹田市職員の給与に関する特例条例が提起された。市長の土居 昌弘氏が提案したこの条例は、経済状況を踏まえたもので、一般職員の給料を減額する内容になっている。総務課長の熊谷 芳浩氏は、この減額によって3,890万円のコスト削減が見込まれると説明した。
また、議会改革調査特別委員会による議員数の見直しが提案され、議員定数を16人から14人に削減する案が承認された。これにより、議会の効率を向上させる狙いがある。
さらに、温泉施設の管理運営についても、適切な運営が求められることが強調された。再発防止策として、施設の経営改善に向けた具体的な方策が必要とされている。議論が続く中、質疑応答も活発に行われ、参加者全員が問題の解決に向けた真摯な姿勢を見せた。
このように、竹田市議会では地域社会の課題を解決し、より良い街づくりに繋がる議論が進行している。