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豊後大野市議会での一般質問、地域活性化への様々な提案

豊後大野市議会第2回定例会では地域活性化として椎茸原木供給やテントサウナ事業が提案されながら、自治公民館の防災対策など多様な議題が扱われた。
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令和6年第2回豊後大野市議会定例会が開催され、活発な一般質問が行われた。特に、工藤秀典議員による椎茸原木供給とテントサウナの薪供給事業に関する提案が注目を集めた。工藤議員は、この取り組みが地域の新たな産業として成り立つ可能性があると述べ、原木供給や薪供給を通じた収入の増加に寄与することが期待されると強調した。

次に、自治公民館の防災の現状と対策に関しても議論された。工藤議員は、地域コミュニティの要となる自治公民館におけるハザードマップの適用状況や携帯電話の通じにくい箇所を指摘し、より安全な避難体制の構築を求めた。平山総務企画統括理事は、災害時の早期避難の重要性を強調し、各種通信手段を駆使した啓発活動を進めることを報告した。

また、デスティネーションキャンペーンについても言及があった。衞藤竜哉議員は、本市の観光振興施策としての効果や市民への影響を問うもので、このキャンペーンが市内観光施設への来訪客数の増加に寄与していることを評価した。商工観光課の清水課長は、市内の道の駅や宿泊施設での訪問者数が前年よりも増加していると述べ、観光業の活性化に寄与している状況を報告した。

消防体制については、甲斐消防長が報告し、消防団員の減少に関する課題を挙げた。老朽化に伴う施設の解体や、新たな住環境の整備についても触れられたが、現在のところ具体的な計画はなく、将来的にはダウンサイジングも考慮しつつ地域の要望に応じた施策を検討していく方針が示された。

そして、給食の賄いや子育て支援策についても尋ねられ、特に物価高騰の影響下での給食費無償化について、教育次長は今後の国の動向を注視しながら対応していく意向を示した。

最後に原田健蔵議員は、朝倉文夫記念館の活用について功績を評価し、さらなる地域との連携を強調した。

議会開催日
議会名令和6年第2回豊後大野市議会定例会
議事録
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