令和3年2月5日、竹田市議会第1回臨時会が開会された。
出席議員15名に対し、坂梨宏之進議員が欠席となった。議会は、新型コロナウイルス感染症対策に配慮し、開催された。
議長を務める佐田啓二議員は、出席者全員にマスク着用を促し、密集を避けるよう配慮がなされた。
まず会議録署名議員として、佐藤美樹議員と鷲司英彰議員が指名され、会期は本日1日間と決定された。
市長の首藤勝次氏が登壇し、令和2年度竹田市一般会計補正予算(第12号)の提案理由を説明した。補正内容は、歳入歳出ともに1,327万2千円の増額で、予算総額が275億3,127万1千円となる。
歳出においては、新型コロナウイルスワクチン接種に伴う経費を増額計上し、歳入には国庫支出金の同額を見込む内容である。市長は、慎重な審議を求めた。
続いて、議案に対する質疑が行われたが、質疑は行われず、委員会付託を省略することが決定された。
その後、討論はなしとされたものの、採決が行われ、議案第1号は原案通り可決された。これにより本臨時会に付議された案件は全て終了し、佐田議長は会議を閉じた。
新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、予算の見直しが進められている現状が浮き彫りとなった。今後も引き続き市政には注目が集まる。