令和6年竹田市議会第1回定例会が開会した。
本日の議事日程において、会期は22日間と決定した。
議案が一括上程される中、予算案を中心に多くの議案が提出され、議会での審議が求められている。
市長の土居昌弘氏は、竹田市が抱える課題について言及した。
特に、能登半島地震に関する哀悼の意を示し、防災意識の重要性を強調した。この地域も南海トラフ地震の影響を受ける可能性があるため、日頃から備えが必要だと説明した。
また、昨年策定した第2次竹田市総合計画についても触れ、目標人口を12600人に設定していることから、人口減少と人材不足が重要な課題であると述べた。
市民が住み慣れた地域で快適に暮らせるよう、市政運営において地域社会の結束が不可欠であると訴えた。
議案の中には、竹田市一般会計補正予算や特別会計補正予算、様々な条例案の改正に関するものが多く含まれている。
特に、議案第24号の竹田市教育委員会委員の任命が議会で同意され、進みづほ氏が任命された。また、議案第37号の子ども医療費の助成に関する改正案も可決し、高校生へ助成を拡大する方向が示された。
出席議員の中には、竹田市の各課長や支所長の姿も見え、会議録署名議員として山村英治氏、阿部雅彦氏も指名された。
行政サービスの向上を目指し、さまざまな施策が議論され、慎重な審議が実施されることが期待されている。