令和3年竹田市議会第3回定例会の一般質問が行われ、多くの重要な課題が議論された。
まず、首藤健二郎議員は「グランツたけた」について質問した。
新たに設立されたプロオーケストラ「TAKETA室内オーケストラ九州」について市の取り組みを評価し、今後の活動計画を尋ねた。
志賀郁夫企画情報課長は、オーケストラが地域文化を発信する重要な機関であり、幅広い活動予定を明らかにした。
首藤議員は、オーケストラの活動が竹田市の魅力向上につながることを期待した。
次に、食育について質問があった。
岡大豆の地域活性化活動について、古田卓まちづくり文化財課長は、過去の種子の歴史や現状を語り、地域協議会との連携を強調した。オーガニック食品の開発に向け、岡大豆のブランド化に向けた具体的な計画も示した。首藤議員は、今後の目標を尋ね、地域の特色を生かす必要性を訴えた。
また、竹田市総合計画についても議論が行われ、特に都市計画の見直しが求められた。
佐藤美樹議員は、現在の都市計画区域が有効に機能していないと指摘し、明快な改正が求められると述べた。
市の財政課長は、都市計画事業が幅広く使われている点を認識し、一元化を含めた課題に対する取り組みを約束した。
一方、農産加工について、後藤聡農政課長は市内の農産加工所の状況を報告し、参加者が直面する課題に対しての支援策を提示。
地域に密着した経営モデルや地域活性化をさらに進めるため、包括的な支援が行われる必要性を強調した。
質疑応答を通じて、市内の教育方針や、地域社会との絆など、広範な議論が展開され、多くの住民が関心を持つことが確認された。
今後、各議員からの提案や意見がどのように運営方針に反映されるかが注目される。