令和元年12月3日、竹田市議会が第4回定例会を開会した。
開会にあたりお礼を述べた佐田啓二議長は、会期を本日から12月20日までの18日間と決定したと報告した。
会期中には、認定第2号から第11号までの各種決算の確認や、補正予算、条例改正案など合計31件の議案が上程される予定である。
初めに、産業建設常任委員会委員長の佐藤市蔵氏が、過去の委員会での審査結果を報告した。各決算において原案通りの認定を求める結果となった。
さらに、社会文教常任委員会委員長の首藤健二郎氏も、同様に決算に関する報告を発表した。
続く決算審査特別委員会委員長の井英昭氏からも、認定第2号に関する報告があり、いずれの案件も原案通りの認定が推奨されている。
議長からは質疑が呼びかけられたが、一切の質問は挙がらなかった。これにより質疑は終了し、討論へと進んだ。
討論はなかったため、直ちに採決へ移り、各常任委員会付託案件が次々と認定された。特に、認定第2号は決算審査特別委員会の報告に則り承認され、今後の予定として、整備事業や条例改正について市長からの報告も予定されている。
市長の首藤勝次氏は、「整備事業の進展に期待」と述べ、市民の活性化や地域の発展に寄与する旨を強調した。
特に、11月に開催された竹楽の成功や中九州ニュータウンの分譲開始が挙げられ、人口減少の課題に対して新たな住居環境の提供が期待されていることが紹介された。
議案においては、竹田市歴史文化館の設立や新しい条例の制定に関する提案が行われたが、今後の詳しい検討が求められていくことが確認された。これにより、竹田市がより良い地域づくりを目指す姿勢がみえた。
最後に、年内には特に重要なインフラ整備や地域振興策に関する具体的な進捗の報告が行われる予定である。この定例会を通じて、さらなる市民の理解を得るための取り組みが求められることが、議長から強調された。