令和元年竹田市議会第3回定例会が、令和元年9月17日に開かれた。
本日の議事では、議案に対する質疑、請願の上程、特別委員会の設置が主な議題として扱われている。
特に、請願第2号において「地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について」が提出され、議会での審議が行われた。市長の首藤勝次氏は、この請願の重要性を強調し、地方自治体の財政基盤を強化することの必要性を述べた。これに対し、議員から具体的な意見や質疑が相次いだ。
さらに、予算特別委員会の設置が決議された。委員長に徳永信二議員、副委員長に井英昭議員が選任され、議案の審査を行うことが明らかにされた。これは、令和元年度の一般会計補正予算に関する質疑も予定されていることから、慎重な審査が求められる。
この定例会では、議案第90号から第102号にかけて質疑が行われ、特に第99号の竹田市城下町交流プラザ条例に関する質疑が注目された。山村英治議員は、条例の利用制限に関する条文に具体的な例を求め、商工観光課長の後藤惟稔氏が対応する形で説明が行われた。指定管理者の運営方法についても説明があり、地域の活性化に資する運営の重要性が確認された。
また、鷲司英彰議員は、議案の説明資料の視認性について問題提起し、今後の改善を求める意見を発表した。これに対し、社会福祉課長の志賀郁夫氏は、今後の文書の整備について意向を示し、対応策を講じることを約束した。
会議の終了にあたり、全ての日程が終了したことが報告され、散会となった。出席議員数は16人で、定足数にも達していることが確認された。竹田市の今後の財政運営や条例の審査が、地域の発展に寄与することが期待される。