令和2年11月27日に行われた竹田市議会第4回臨時会では、重要な議案が審議され、各委員会からの審査報告が行われた。
議会では最初に、会議録署名議員として本田 忠議員と首藤健二郎議員が指名された。続いて、臨時会の会期が本日の1日間で決定された。この後、各委員会の委員長による審査報告が行われ、認定第2号から第11号までの継続審査について報告された。
産業建設常任委員会委員長の佐藤 市蔵氏は、10案件の審査結果について報告し、全て原案通りの認定を求めた。同様に社会文教常任委員会委員長の首藤 健二郎氏、決算審査特別委員会委員長の吉竹 悟氏も、各自の審査結果を報告した。
特に、一般会計に関する補正予算やドライブレコーダー設置補助事業について活発な議論が交わされた。市長の首藤 勝次氏は、ドライブレコーダーの設置が交通安全や犯罪抑止につながると説明し、経費として699万9千円の補正を提案した。市議会の皆がドライブレコーダーによる防犯効果を期待する中で、質疑が行われた。
井 英昭議員は、企業や商工会議所などの協力を得た広がりを持たせる必要があると訴え、一人一台の補助制度を家庭単位で考えるべきとの意見があった。総務課長の後藤 和重氏は、録画データは個人で自由に利用されるため、取り扱いを慎重に検討する必要があると述べた。
この議案について、施行前にすべての事業の進捗状況を確認し、さらに安全運転の意識を高める取り組みへとつなげていく意義があると確認された。投票の結果、全ての議案が原案通り可決されることに決定した。
このように、竹田市には地域の安全を訴える意識が根付いており、市民の生活の質向上を目指して議会は活発に機能している。