令和4年12月13日、竹田市議会の第4回定例会が開かれた。
会議では、常任委員の所属変更や社会文教常任委員会の委員長互選など、各議題が審議された。
執行部からは、阿南智博議員の質問に対する発言訂正がなされ、その内容も報告された。
日程第1では、総務常任委員の本田忠議員からの申し出で、社会文教常任委員会への所属変更が提案され、異議なく決定。
続く日程第2では、社会文教常任委員会の委員長として鷲司英彰議員が選出されたことが報告された。
同委員会の副委員長には阿南智博議員が選任された。
日程第5では、大分県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙が行われ、鷲司英彰議員が指名され、当選が確認された。
質疑においては、山村英治議員が地方創生の観点からふるさと納税についての疑問を提起し、総合政策課長の渡邊良夫氏が過去の再生計画の本数や内容を説明した。
この中で、竹田市はこれまでに10本の地域再生計画を認定され、その中には温泉資源を活用した健康療養形成計画などが含まれ、成果を検証中であることが強調された。
また、企業版ふるさと納税制度についても説明がなされ、法人寄付の概要や税控除の特典などが紹介された。
この制度を通じて、竹田市の地域振興への取り組みが強化されることが期待されている。
さらには、クアハウスの指定管理者に関する質疑では、経営上の厳しい状況についても語られ、今後どのように地域振興を図るかが論じられた。
会議の最後には、特別委員会の設置と議案の委員会付託が行われ、全ての議事が円滑に終了した。