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竹田市議会、食育推進と教育拠点の統合を協議

竹田市議会第4回定例会で、食育と地域の給食調理場の見直しについて議論。地産地消の促進も強調。
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令和3年12月15日、竹田市議会第4回定例会が開かれ、重要な議案が審議された。

本会議では、議案第94号から106号までの合計13件が一括議題として取り上げられ、各種議案に対する質疑が行われた。特に議案第95号に関する質疑では、鷲司英彰議員がこども診療所の繰入金について詳細を求め、保険健康課長の熊谷芳浩氏が回答し、議案の背景にある財政状況が示された。熊谷氏は、一般会計からの繰入金は42万4千円であり、過去の繰入金の調整があることを説明した。

さらに、議案第101号において直入学校給食共同調理場の廃止が提案され、これに対して佐藤市蔵議員が質疑を行った。市の教育長志賀哲哉氏は、直入調理場の老朽化と食数の減少について説明し、統合の背景にある理由を述べた。統合後の給食の質については、栄養教諭が地域の農産物を使い安全でおいしい給食の提供を重視すると言及した。

質疑の中では、地産地消の観点からも意見が交わされ、山村英治議員は子どもたちへの食育について触れ、給食調理場が地域との繋がりがある重要な施設であることを強調した。教育長は、地産地消への貢献を認めつつも、食育の重要性を語り、今後の方向性について議会の協力を求めた。

最後に、予算特別委員会の設置が提案され、後藤建一議員が委員長に、阿南智博議員が副委員長に選任された。議案96号から106号までの委員会付託についても異議なく決定され、会議は午前10時46分に散会となった。議会の運営にあたっては、議員の質疑と市の施策に対する熱心な意見交換が行われ、今後の議案審議に向けた基盤が整った。

議会開催日
議会名令和3年12月竹田市議会第4回定例会
議事録
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