令和4年3月10日、竹田市議会では、一般質問が行われ、様々なテーマが議論された。
まず、池見傑議員が新型コロナウイルス感染症対策について質問を開始した。特に、認証店の対応や協力金の支給について詳細な質問をした。市の商工観光課長である武内公司氏は、認証店の状況など具体的な数字を示し、市による感染防止対策の取り組みを説明した。
次に、阿部雅彦議員が行財政改革に関連する組織の設置及び名称変更について質問した。阿部議員は、新設される情報推進課や総合政策課の役割について言及し、今後の運営方針に対する期待を表明した。市が目指す改革の方向性について市長が答弁し、具体的な事業運営についても触れた。
一方、上島弘二議員は、教師不足や埋没枯葉剤の問題について質問した。特に、地域の教育環境に与える影響や、埋設枯葉剤による健康への影響についても言及した。教育課長の渡邊早苗氏は、教師不足に関する具体的な状況を示し、現在の教育体制を保持している旨を強調した。
また、移住定住についても話題となり、地域おこし協力隊や、その後の定住についての可能性に触れ、協力隊員の受け皿としての施策を求める質問があった。市の福祉課長は、生活支援の取り組みについて答え、補助金制度の概要や今後の方向性について説明した。
最後に、山村英治議員は、竹田市文化振興財団の運営に関する質問を行った。今後の公益法人化に向けた計画や、地域の文化振興に資する具体的な施策について市長が答弁した。議会では、市民のニーズに応えるための施策を強調し、市の文化・芸術振興への期待を込めた意見が多く表明された。