令和3年6月18日、竹田市議会において第2回定例会の5日目が開催された。
この日の議題には、合計8件の議案が含まれており、議案第59号から第63号、そして第70号から第72号までが一括で審議されることとなった。
議長の渡辺克己議員は、議案第59号については後日設置予定の予算特別委員会で質疑を行うことを伝えた。
また、総務課長の山口誠氏は、竹田市の出資法人に関する経営状況の追加資料提出について説明した。資料には、まちづくりたけた株式会社の第8期予算書と文化振興財団の令和3年度予算書が含まれている。
質疑では、議案第63号に関して鷲司英彰議員が水道会計について質問した。上下水道課長の古澤眞治氏は、企業会計化の進展について説明した。令和6年4月を目指し、上水道と簡水の会計が一本化される予定であるとのことだ。
古澤課長は、会計の企業化が進むことで、今後再び統合に向けた議論を行う方針と述べた。
特別委員会設置に関して、議長からの提案があり、16人の議員による予算特別委員会が設置されることが決定された。委員長には鷲司英彰議員、副委員長には佐藤市蔵議員が指名された。
また、請願第1号が上程され、義務教育費国庫負担率復元に関する意見書の提出が求められた。請願の審査は社会文教常任委員会に付託されることとなった。
今後の議案の動向や請願内容の審査が注目されている。