令和5年5月10日、竹田市議会において第1回臨時会が開催された。
この臨時会では、さまざまな議題が上程された。また、議長の辞職や新議長の選挙も行われ、大きな変化があった。
最初の議題は、会議録の署名議員の指名であり、賀籠六めぐみ議員と池見傑議員が選ばれた。その後、会期は本日1日のみであることが決定された。
議案の上程においては、報告第1号から第4号までおよび議案第67号から第72号までの合計10件が一括上程された。市長の土居昌弘氏は、提出された議案の提案理由を説明した。
特に報告第1号では、竹田市税条例の一部改正が議題とされ、軽自動車税の課税対象の整備や固定資産税の特例措置の創設などが述べられた。この後、質疑においては、議案に対する具体的な質問はなかった。
続いて、討論・採決が行われ、全ての案件について原案が承認された。特に議案第67号の令和5年度竹田市一般会計補正予算(第1号)は、歳入歳出ともに5,663万4千円の増額とのことで、203億933万1千円になる。
議会運営委員の選任や各委員会の正副委員長の互選結果も報告され、すべてのポジションが決定された。議会改革調査特別委員会委員の辞任や選任についても審議された。
そして、議長辞職の件が取り上げられ、前議長の渡辺克己氏が辞職を申し出、これが許可されると、新たに佐藤美樹氏が議長に選出された。これにより竹田市議会初の女性議長が誕生したことが強調された。
副議長選挙では、佐藤市蔵議員が選出され、今後の議会運営への意気込みが示された。最後に、大分県後期高齢者医療広域連合議会議員に阿部雅彦議員が指名され、当選が報告された。本臨時会は、午後3時に閉会となった。