令和4年3月14日に開催された竹田市議会第1回定例会では、各議案に対する質疑が行われ、特別委員会の設置や議案の委員会付託が決定された。
主なテーマは議案に対する質疑と委員会の設置である。出席議員数は16名で、全議案を対象に質疑が行われたが、特に議案第3号から第50号までの質疑については時間が割かれ、検討が進められた。
質疑の中で、阿南智博議員が久住高原荘特別会計の設置について質問し、財政課長の筑紫聡氏は経緯を説明した。この提案は、指定管理者の制度を活用し、経営の自由度を高めるために必要との認識が示された。特に、久住高原荘が市の所有であるため、特別会計を設置すべきとの見解が強調された。また、議案第34号に関して、佐藤美樹議員は手話言語条例の影響について質問し、社会福祉課長の宮成公一郎氏が県や他市との連携を強調した。
特別委員会の設置については、議長の渡辺克己氏が提案し、異議がないことが確認された。この委員会は、議案第2号と第13号の審査を行い、阿南智博議員が委員長に、工藤忠孝議員が副委員長を務める。
最後に、46件の議案が各常任委員会に付託され、議案の進行が図られることが確認された。今後、各委員会での議論の深化が期待される。議場は午前10時29分に散会し、次回の議会への準備が進められる見込みである。