令和6年3月竹田市議会の定例会が行われ、様々な重要な議題が議論されました。
特に重点的に取り上げられたのは市職員の離職問題です。離職率が上昇している中、後藤建一議員は若手職員の育成と精神的なサポートを求めました。総務課長の熊谷芳浩氏は、継続的な研修を実施し、職場環境を改善することで若手職員を育成する方針を示しました。
消防行政については、消防団員の確保が喫緊の課題とされ、若者の参加を促すための広報活動や報酬改善が提案されました。消防本部の渡邊良夫消防長は、地域密着型の勧誘活動が必要であると強調しました。
高齢者福祉では、阿南智博議員が訪問介護ヘルパーの高齢化と人材不足の問題を指摘しました。高齢者福祉課長の加藤剛氏は、介護職員の育成や支援施策の強化を約束しました。
林業については、竹田市の特定地域づくり事業協同組合制度が紹介され、移住と定住の促進に向けた取り組みがなされることが期待されております。
また、上島弘二議員は竹田市立こども診療所の今後の方針について質問。長期休診が続く中で、医師や職員のメンタルヘルスを課題とし、議会と市が連携して支援する必要があると訴えました。