令和4年9月2日、竹田市議会第3回定例会が開催され、重要な議案が審議された。
まず、議事日程が確認され、出席議員数は16人で、定足数に達していることが報告された。議会では引き続き新型コロナウイルス対策として、出席者はマスク着用を義務付け、議場の換気が行われていると議長の渡辺克己氏が述べた。市民主導のイベント開催に向けたウィズコロナの対応が求められている。
次に、市長の土居昌弘氏から市政についての諸報告が行われた。今夏のオミクロン株の影響で、竹田市内でも感染者が増加したことを説明。情報発信として、告知放送を通じ市民に対するメッセージが送られたことや、ウィズコロナの考え方に基づいたイベントの開催が進められていることに言及した。さらに、農業に関する話題や次回の全国和牛能力共進会についても、市のブランドを全国に示す絶好の機会であると強調した。
引き続き、今回の定例会に提出された11件の議案が上程された。この中には、人権擁護委員候補者の推薦や、令和4年度の一般会計補正予算、国民健康保険及び介護保険特別会計補正予算の案件が含まれている。特に、一般会計は10億8,255万4千円の増額が計上され、予算総額は211億4,237万7千円に達する。
質疑が行われ、「諮問第2号」についての質疑も無く、委員会への付託を省略することが決定された。この後、諮問第2号に対する討論が行われず、原案通り採決に移行した。本案は原案通り適任とされ、委員候補者の推薦が承認された。また、他の案件については慎重な審議が求められ、市政運営が進められることが期待される。
本定例会は、様々な重要議案が取り上げられ、地域の発展や住民の暮らしに直結する内容が盛り込まれた。今後の動向に注目が集まる。