令和3年9月14日、竹田市議会第3回定例会が開催された。
午前10時に開議された会議では、議案第77号から第91号までの合計16案件が一括議題として取り上げられた。議案に対する質疑では、出席議員の数が16人であることが確認された後、議長の渡辺克己氏が進行を行う。
質疑の中で、議案第88号に関して、山村英治議員が竹田市農村回帰城下町交流館「集」の条例改正について質問を行った。企画情報課長の志賀郁夫氏は、指定管理の先行きについては未確定であると答え、市は今後の状況を注視しつつ適切な管理体制を整える意向を示した。山村議員は指定管理者の選定方法についての説明を求め、志賀氏は公募による選定の可能性を挙げてこれに応じた。
次に議案第89号について質疑が行われ、社会福祉課長の宮成公一郎氏は条例改正の背景を説明した。市は国の基準に準拠し、竹田市に該当しない項目での改正も必要なく、各議案の内容を再確認しつつ進める方針を示した。議案第91号についても質問がなされ、関連する質疑は一切なく通過した。
会議の後半では、請願に関する議題が上程され、地方財政の充実やコロナ禍への対策等について三つの請願が議題にされた。こちらも委員会に付託される流れとなり、一連の議事が終了した。
最後に、予算特別委員会の設置が決定したことが会議記録に残され、開議からわずか24分で散会した。議会は、今後も地域のニーズに対応した施策を進めることが期待されている。