令和4年3月2日、竹田市議会の第1回定例会が開会されました。
出席議員数は16人で定足数を満たし、会議は円滑に進行しました。
まず、議程に従い、会議録署名議員として山村英治議員と阿部雅彦議員が指名されました。
次に、本定例会の会期は3月2日から3月24日までの23日間と決定されました。
その後、市長の土居昌弘氏が市政に関する諸報告を行い、コロナウイルス感染症についての現状を説明しました。
特に、1月19日から2月末の間に感染者が100人を超えたことを強調しました。
また、ワクチン接種が有効な対策であるとし、竹田市の接種率が46%に達したと述べました。
この報告に対し、参加した議員からは市民生活の正常化を求める声が上がりました。
本議会では、合計50件が提出されました。
特に、補正予算や条例改正案が多く、厳しい経済状況を反映した内容となっています。
特筆すべきは、議案第13号の令和4年度一般会計予算案で、194億3,588万2千円となり、1.9%の増額が見込まれています。
これにより、生活者重視の施策を積極的に展開する方針が示されました。
市側は、今後の竹田市の発展に向け、市民の声を聞きながら、予算の実施と厳正な見直しを行う意向を示しました。
議論の結果、議案第24号の竹田市行政組織条例の一部改正案および諮問第1号は、原案どおり可決されました。
議会は迅速に閉議し、市民の信頼を得るため、引き続き透明で開かれた行政運営に努めることが求められています。