令和5年竹田市議会第3回定例会が9月26日に開催された。
会議では、複数の議案や認定について審議が行われた。総務常任委員会委員長の阿南 智博氏は、議案第100号から第103号の可決を報告し、特に請願第5号の採択を決定した。
また、決算審査特別委員会委員長の上島 弘二氏は、令和4年度決算の無事な認定を報告した。これに対し、議員からの特別な質疑はなく、各委員会の報告が順調に受け入れられた。
次に、意見書案第3号に対する審議が行われ、地方財政の充実・強化についての意見書が原案通り可決された。これは、急速な少子高齢化や地域の活性化、デジタル化などが求められる中で、地方公共団体における財政需要の現状を的確に把握する重要性を強調したものである。具体的には、社会保障や人材確保、さらに地方交付税の法定率引き上げなどの項目が挙げられた。
その後、議員派遣に関する件が審議され、議員派遣一覧表に基づき議員を派遣することが決定された。これは、地域の課題を解決するために必要な措置として位置づけられている。
さらに、議会運営委員会からの申し出により、閉会中も引き続き所管事項の調査を継続することが承認され、全ての審議が終了したのをもって、議会は締めくくられた。議長の佐藤 美樹氏は、出席した15人の議員が協議の上、無事に会議が進行したことへの感謝を述べた。
今後も竹田市の財政状況や地域発展に関する議論が続く見通しである。