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竹田市議会、補正予算案や新副市長選任等を可決

竹田市議会は第2回定例会で補正予算案の可決や新副市長選任を決定。新型コロナ対策に重点を置く。
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令和3年竹田市議会第2回定例会が6月4日に開かれ、重要な議題が多数討議された。

市長(土居昌弘氏)は初の定例会での所信表明を行い、今後の竹田市づくりに関する考えを示した。特に新型コロナウイルス感染症対策の重要性を強調し、医療や福祉の基盤の強化を進める意向を明らかにした。健康福祉、介護、生活支援の充実を通じて、「命を守り、命を育み、命を輝かせる」との竹田市のビジョンを掲げた。

市長は、感染症は未だ収束の兆しが見えず、特に小中学生や市職員の感染が確認されている現状を取り上げた。大分県知事への協力金支援要請にも触れ、後に補正予算案を提出予定であることも説明した。議会では当面の支援金支給について迅速さを求めていく方針が示された。また、ワクチン接種の進展が市民の希望との考えも示され、全力で取り組む姿勢が伺えた。

次に、議案第58号の令和3年度竹田市一般会計補正予算も承認された。この補正には8,950万円が追加され、新型コロナウイルスに関連する支援策が含まれる。特に、民生費へ850万円の増額、衛生対策に1,200万円、商工費では6,900万円の追加支出が見込まれる。これにより事業者支援が強化される見通しだ。

また、副市長の選任として藤田和徳氏が選任されたことも報告された。藤田氏は竹田市での勤務経験を持つ者であり、地域への貢献を誓った。さらに、教育委員会委員の選任も行われ、甲高幸一氏の任命が同意された。彼は教育環境のICT化の重要性に触れ、次世代を育む教育方針を掲げた。

最後に、会議は円滑に進行した。全体的に新型コロナ対策の強化や人事案に関する議題が目立ち、議員たちの関心が寄せられていた。今後の議会運営や市民への深い配慮が求められることとなった。

議会開催日
議会名令和3年竹田市議会第2回定例会
議事録
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