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中津市議会、2020年度予算案を一括上程

中津市議会の第1回定例会が開かれ、令和元年度及び令和2年度の予算案が一括上程された。
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令和2年第1回中津市議会定例会が、2020年2月21日に開会され、市長の奥塚正典氏が重要な報告を行った。

今定例会では、令和元年度及び令和2年度の予算案を含む計48件が上程された。とりわけ、令和元年度中津市一般会計補正予算について説明があり、2億9,511万円を減額し、補正後の予算総額は427億8,036万4,000円となった。歳入面では、市税の増額が見込まれる一方、地方消費税交付金の減少が指摘された。

また、市長は災害対策に関する重要な取り組みを強調した。特に、山地崩壊災害の復旧工事が今年度末までに完了する見通しが立ち、対象となる2世帯5人への避難勧告を解除する意向も示された。

続いて、教育長の粟田英代氏より、地域社会における教育の充実についての見解が述べられた。具体的には、「中津市版地域包括ケアシステム」の構築を進めており、市民の安全な生活を支える施策が重要であるとの見解が示された。これにより、高齢者や障害者が地域で安心して暮らせる環境を整えることが期待されている。

さらには、産業振興を促進するため、企業誘致の具体的なプランが提示された。中津市では、日本フォレスト株式会社の立地が決定され、今後の地域経済活性化への期待が高まっている。これによって新しい雇用機会の創出と、地域資源の有効活用が図られるとされている。

一方で、福祉施策として、高齢者の介護予防を目的とした「元気!いきいき☆週一体操教室」が約千人の参加を得て実施されていることが報告された。これにより、高齢者の健康維持と地域の絆の強化に寄与することが意図されている。

最後に、議会は32日間の会期を決定し、次回の議事日程についても確認された。議会現在の課題や予算案についての審議が今後続くことになる。議員の協力が求められ、地域に密着した施策の実施が進められる見通しである。

議会開催日
議会名令和2年3月中津市定例会(第1回)
議事録
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