令和2年12月10日に開催された中津市議会では、新型コロナウイルス感染症や商店街の空き店舗問題、自転車事故防止施策など、重要なテーマが議論された。
最初に三重野玉江議員は、商店街の空き店舗対策について質問した。コロナ禍で撤退した店舗もあり、空き店舗が増加している。商工農林水産部長の廣津健一氏は、商店街空き店舗活用事業補助金を概要説明し、申請実績は令和2年度で2件に達したと報告した。「補助により新たに出店する者の不安を軽減できる」と期待を寄せた。
次に、同じく三重野議員が自転車事故防止施策について意見を述べた。最近の事故件数の増加状況が取り上げられ、保護者責任を強調した。生活保健部長の今冨寛二氏は、ヘルメット着用を奨励しており、事故防止に注力した教育の重要性を示唆した。
また、各種施策に関連するデジタル化も議論された。市長の奥塚正典氏は、デジタル化は重要施策であり、中津市は国の流れに遅れることなく積極的に進める意向を示した。