令和4年11月4日、中津市の臨時市議会で、一般会計補正予算の審議が行われた。
この日の議題には、議第76号があり、令和4年度一般会計の補正予算についての提案が含まれている。市長の奥塚正典氏は、11億4833万8000円の増額を提案し、補正後の予算総額は459億4304万4000円に達する。
今回の補正予算では、国からの価格高騰支援交付金の活用が挙げられ、特に価格高騰の影響を受けている世帯や事業者を支援する計画が示されている。各議員からは様々な質疑が行われ、川内八千代議員は、燃油高騰対策支援補助金についての質問を行い、その積算根拠を確認した。
また、住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金について、福祉政策課長の高尾恭裕氏は、約1万2000世帯が支給対象であることを説明。家庭のLINク発生を伴う事例や、今後の支援策の充実が求められた。
子育て世帯への支援も重要なテーマとされ、子育て支援課長の磯貝奏氏は、「児童1人につき1万円の支給が行われる」と述べた。さらに、子育て世帯への支援策が低所得世帯の抱える厳しい経済状況の軽減に寄与することを期待している。
環境政策に関しても話題に上がり、LED照明買替え支援補助金について、環境政策課長の大江英典氏が、家庭のCO2排出量削減に向けた具体的な効果を説明した。