令和2年第1回豊後高田市議会が開会し、重要なテーマが議論された。
会議では会期の決定や副議長辞職の件、副議長選挙が主要な議題となった。
すべての出席議員による意見も交えて、今期の会期が17日間と決定した。
市長の佐々木敏夫氏は、新型コロナウイルス対策についても言及した。
健康危機管理対策室を設置し、市内の感染拡大防止について強化策を講じているという。
屋内での行事延期や、小学校の休校措置も報告された。
人口減少対策が市政の中心課題であることも強調された。
佐々木市長は地域活力の維持には人口増施策が喫緊の課題とし、様々な施策を挙げた。
具体的には、全国トップレベルの子育て支援や住みよいまちづくりへの取り組みを実施し、定住人口を増やす施策を強化している。
特に、子育て支援の充実に関しては、高校生までの医療費無料化や、給食費、保育園の費用完全無料化を行い、子育て世代の負担軽減を図っている。
佐々木氏は、「豊後高田市で子育てしたいとの声に応えるべく、政策を推進している」と語った。
また、前副議長の辞職が承認され、土谷信也氏は辞職後も議会運営に貢献する姿勢を示した。
その後、副議長選挙が行われ、阿部輝之氏が選出された。
阿部氏は、自らの責任の重さを痛感しつつ、議長を補佐し議会運営に邁進する意向を表明した。