令和4年3月18日、豊後高田市で第1回定例会が開催された。さまざまな議案が協議され、特にケーブルネットワーク事業特別会計予算が注目を集めた。
この議案では、452件の加入者を見込み、予算は3億414万3,000円であり、昨年末時点での加入率は94.9%と高水準を維持していることが示された。総務委員長の菅健雄氏は、「地域と連携し、移住者の加入促進を図る」と強調し、今後の取り組みが示された。
また、令和3年度の一般会計補正予算に関して、歳入は国庫支出金などに基づく6億886万円の増額が見込まれており、最終的な予算総額は175億1,032万6,000円になる見込みだ。新型コロナウイルスが与えた影響を受け、市は補正予算を増額する必要に迫られた。
さらに、名誉市民の選定に関する議案も可決された。これは市民の代表が議会での同意を得ることで実施され、功績のある市民を顕彰するにあたり、議会の支持が重要視される。これに対し、委員は市民の期待に応える形で活躍を期待している。
職員の給与に関する条例改正案も議論され、一般職員や市議会議員の手当について改定が提案された。市民の反応として、特に高齢者世帯への負担軽減の声が上がったことが挙げられる。執行部はこの旨を受け止め、適切な見直しの検討を進める意向を示した。
最終的に、財政関係の議案が可決されたことにより、豊後高田市の発展と住民サービスの向上に寄与する方針が改めて確認された。議会での合意形成も進む中、今後の連携が熱望される。