令和元年の第2回豊後高田市議会定例会が開会した。
事務局長の安田祐一氏は、全国市議会議長会における表彰の報告を行い、長年議員を務めた菅健雄議長、河野徳久議員、松本博彰議員が表彰された。
また、成重博文議員も15年以上の功績により表彰対象となったが、欠席した。
市長の佐々木敏夫氏は、豊後高田市のこれまでの取り組みを振り返り、人口減少や少子高齢化が最大の課題であると強調した。
特に、医療費無料化や教育費の無償化に取り組んできたことを示し、さらなる施策の推進が重要であると発言した。
さらに、観光振興や企業誘致を強化する意向を述べ、昨年の観光客数の増加を受けた取り組みについて話した。
昭和の町の観光客は前年対比32%増を記録していることも明らかにした。
市長は、温かく受け入れる政策を続け、地域文化の発展を続ける意思を表明した。
会期は16日間に設定され、提案理由の説明が始まる。
第27号から第37号議案までが議題として一括審議される。
市長は教育や産業の振興施策についても言及し、ICT環境の充実を図っていると加えた。
今回の議会は、豊後高田市の未来に向けた重要な幕開けであり、議員たちが市民の期待に応えるべく更なる審議を進めることが求められていると言えよう。