令和元年第3回豊後高田市議会定例会が9月20日午前10時に開会した。
議題には、閉会中の継続審査申し出の件や、第41号から第54号議案、その後の第57号議案、意見書案第4号が含まれる。
まず、閉会中の継続審査申し出の件について、議長の菅健雄氏が提起したことが承認された。
続いて、井ノ口憲治氏が報告した総務委員会からの提案では、第41号議案、令和元年度豊後高田市一般会計補正予算(第2号)があり、歳入の総額が157億4,465万6,000円であることが示された。執行部からは、地域総合整備資金の貸付が計上されていると説明された。
また、地方債の補正案や民生費、教育費、農林水産業費などの審査結果において、高い補助金を伴う事業の必要性が強調された。
社会文教委員からの報告では、新たな保育園の資金が議題に挙がり、地域の教育環境の向上が期待されていることが確認された。
中山田健晴氏の報告では、41号議案に関する質疑答弁で、田染地区への保育園整備についての国からの補助金が未確定であることが述べられた。
また、意見書案第4号に関しては、中尾勉氏が利用者負担の見直しと地方財政の強化を求める意見書を提案し、その必要性を強調した。
最後に、議会は第57号議案、土地改良事業についての議決を行い、台風の影響で故障した排水機場に関する復旧事業が進んでいることが報告され、意見書案第4号も原案通り可決された。
議長は議決を得た後、本定例会の終了を宣言し、午前10時30分に閉会した。