令和3年第1回豊後大野市議会定例会が開催され、様々な重要テーマが議論された。特に、人口減少や農業振興、環境問題についての質問が際立った。
人口減少に関する質問では、議員の小野泰秀氏が日本全体の人口減少傾向を引用し、豊後大野市でも著しい影響があると指摘した。市長の川野文敏氏は、第2期豊後大野市まち・ひと・しごと創生総合戦略を基にした施策を紹介し、特に若者の定住促進を図ると述べた。
農業振興については、高齢化により農地の荒廃が進行している状況が報告され、田嶋栄一氏は水田の畑地化による新たな作物の導入を提言した。農業振興課の志賀正君は、収益性の高い園芸品目を選定し、具体的な支援策に取り組む意向を示した。