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豊後大野市議会、令和5年度予算案などを可決

豊後大野市議会で令和5年度の各種予算案が可決。一般会計補正予算も承認され、生活関連施策が進展。
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令和5年3月6日に開かれた豊後大野市議会の定例会では、多数の議案が可決された。

議事日程において注目されたのは、令和4年度の各種補正予算や令和5年度の各会計予算である。特に、令和4年度豊後大野市一般会計補正予算(第10号)は、後藤雅克議員からの質疑を受け、詳細が説明された。

平山元彦財政課長によると、繰越明許費は歳出予算の経費で、年度内に終わらない見込みのあるものについて翌年度に繰り越して使用するものであると説明した。今回の補正予算では、20事業が繰越明許費補正として計上されている。その理由として、国や県からの追加配分、災害復旧、資材の入手困難、事業計画の変更などが挙げられた。

後藤雅克議員は、災害復旧に関する繰越しがあるのかを質疑した。平山財政課長は、現時点で入札の不調による繰越明許費はないとし、69件の災害復旧工事の中で、7件が不調となったが、その後の契約は行われたことを報告した。

また、質疑の際に出産育児一時金支給額の増額に関する質問もあった。羽田野宏章市民生活課長は、今回の増額が国民健康保険特別会計に与える影響について説明し、年度当初の予算では20件の出産育児一時金を見込んでいると述べた。これにより、令和5年度当初予算に基づく国保財源が43万3,000円増加する見込みであるとした。

さらには、第9号議案に関して、三重町駅前広場の設置とその活用に関する質疑もあった。後藤泰二建設課長は、駅周辺の活性化を目的とした施設としてスリーオンスリーコートの設置理由を説明し、無料の利用が基本であることを強調した。

一連の議案が順調に可決され、豊後大野市議会は市民生活の向上を目指す施策を着実に進めている事が示された。一部議案は次回の委員会に付託されることが決まり、次回開議は3月16日午前10時とされている。

議会開催日
議会名令和5年第1回豊後大野市議会定例会
議事録
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