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豊後大野市、観光や環境美化に向けた取り組みを強化

豊後大野市の令和4年6月定例会における観光や環境美化に関する取り組みについて議論が交わされ、様々な進捗が共有された。
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令和4年6月定例会が開かれ、さまざまな重要課題が議論された。

この会議では、特にごみの不法投棄問題が挙げられた。麻生正文環境衛生課長は、「最近の不法投棄の状況は、山林や交通量が少ない道路沿いが多く、テレビや冷蔵庫といった大型ごみが投棄されている」と報告した。市はごみ捨て禁止看板の設置や巡回パトロールを強化し、啓発活動を行っている。また、自治会やボランティア団体が行う清掃活動には、必要な支援を行っている。これに対し、参加している地域は「毎年続けていく意義が大きい」と活動の重要性を強調した。

次に、赤峰映洋市議員の質問により、道の駅の観光収入や運営についても触れられた。安藤久美子商工観光課長は、コロナ禍の影響で道の駅の売上は前年よりも減少したが、積極的なイベントや地域経済の活性化策を講じていると述べた。交流人口の拡大を図るため、地道な取り組みが続けられていることが確認された。

次に、高野辰代市議員が幼保小の連携について言及した。学校教育課長の中城美加氏は、就学前施設との連携を進めるための交流イベントを計画しており、具体的には三重第一小学校と三重幼稚園での共同プログラムを提案した。更なる連携による切れ目のない支援体制の確立が期待されており、「一人一人の子供たちの成長を大切にしたい」と強調した。

地籍調査についても言及され、関屋隆農林整備課長は調査の進捗状況を報告した。本市では、537.71平方キロメートルの調査対象面積に対し、ほぼ50%が完了していると説明した。今後は、リモートセンシング技術を活用した新手法により、山間部の地籍調査を加速させる計画だ。これにより、境界確認がスムーズに行えることを目指している。「地域の森林管理とも連携し、持続可能な環境保全を実現していく所存です」と語った。

最後に、麻生課長が環境美化活動の意義を再確認した。市内での花壇作りや清掃活動が市民の協力によって行われ、地域愛が深まっていることが評価された。市はこの動きを支えるため、支援策を継続して行っていく意向を示した。今後も様々な団体と協力し、「穏やかで健康的な市を目指して取り組んでいく」と締めくくった。

議会開催日
議会名令和4年6月豊後大野市定例会
議事録
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