令和3年第2回豊後大野市議会臨時会が開催され、重要な議案が審議された。
まず、会議録署名議員の指名として、春野慶司氏と原田健蔵氏が選ばれた際、衞藤竜哉議長が開会を宣告し、議事が始まった。
続いて、会期の決定が行われ、本臨時会は1日限りとされた。議長は議会運営委員会の報告を求め、同委員会の報告により、議案2件が上程されることが確認された。
その後、最初の主要議案である第69号議案について、川野文敏市長が提案理由の説明を行った。この議案は、令和3年度豊後大野市一般会計補正予算に関するもので、歳入歳出予算の計2,790万6,000円を追加し、総額283億7,886万3,000円となる。
主な補正内容には、衆議院議員選挙に関わる委託金の追加が含まれている。
市長は、「何とぞ慎重審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます」と強調した。
質疑が行われたが、参加議員から特に質問はなく、この結果、原案は全員賛成のもとで可決された。
次に、第70号議案について、川野市長が監査委員の選任理由を述べ、任期満了に伴う後任として芝田榮造氏を提案した。芝田氏は、長年にわたり大分県の職員として経験を積んでおり、市長はその専門性が監査業務に活かされると期待を寄せている。
こちらも質疑はなく、原案は全員の同意を得て可決。
最後に、衞藤議長が会議の終了を宣言し、令和3年第2回豊後大野市議会臨時会は予定通り閉会した。議長は「全議員の出席に感謝いたします」と締めくくった。