令和3年12月8日に行われた豊後大野市議会定例会では、市役所の技術職員の採用状況や市道の維持管理市道の維持管理体制、友好交流都市との関係、地域の環境問題、スポーツ施設の整備計画など多岐にわたる議題が議論された。
まず、市役所の技術職員について、玉ノ井浩司総務企画統括理事は、技術職員の状況と人員確保に関して説明した。まず、土木、建築、電気、機械に必要な技術資格を持つ職員は35名おり、特に土木技術職の人数が多いため、今後も新たな採用が必要と考えていると強調した。
次に、市道の維持管理体制に関する質問では、後藤泰二建設課長が市道の維持管理の取り組みを説明した。市道の維持管理の事業費は約3.4億円であり、除草作業や補修工事が重要な取り組みだと述べ、地域の協力も絶対的に必要だと訴えた。
地域の環境問題に関しては、穴見眞児議員が発言し、主管の衞藤好夫産業建設統括理事が悪臭問題について難しい状況を説明した。特に、清川町の養豚業者に関連する問題に対して、安定した対策を進め、住民と事業者間の協力を整備していく方針を示した。
また、スポーツ施設整備計画に関しては、堀誉裕教育次長が現在の進捗状況を説明し、記録されている基本構想に基づいて、様々な施設の整備が進んでいることを確認した。
最後に、経済対策に関する質問では、玉ノ井総務企画統括理事が、国の経済対策に従い、地域経済の活性化や新しい生活様式を取り入れた施策を実施する意向を示した。特に雇用の回復及び持ちこたえた事業者への支援が重要だと強調した。