令和3年12月14日に開催された、第4回豊後大野市議会定例会では、様々な議案が審議された。
議題に挙げられたのは、国民健康保険に関する改正や人口交流拠点施設の設置など、地域の住民生活に影響を与える内容が含まれている。特に、豊後大野市関係人口交流拠点施設条例の制定では、議員から料金設定について質問が寄せられた。具体的には、吉藤里美議員が「カフェの料金は市内外の類似施設を参考に設定されたのか」と質疑し、まちづくり推進課の河室晃明氏はこれに対し、類似施設の料金を勘案したと回答した。
また、指定管理料の計算についても言及され、河室氏は、経費と利用料収入のバランスを考慮していると説明した。この大会議の出席議員は18名であり、全ての議案について活発な質疑が行われたが、第86号議案に関しては特に多くの質疑が集中した。
さらに、消防指令業務に関する第90号議案では、迅速かつ的確な業務処理の必要性から事務委託が決定された。この件に関連し、消防長の西宏一郎氏は、業務委託の経緯や想定される通信手段の障害について詳述。各消防本部との連携や訓練の実施が計画されていることを強調した。
最後に、令和3年度一般会計補正予算(第10号)の提案が行われ、子育て世帯への臨時特別支援金の拡充やプレミアム商品券に関する内容が含まれ、経済への影響が検討されている。この補正予算に関しては、住民からの反響が期待されている。特に、支援事業の費用対効果についても議論が活発となり、会議の熱量を高めた。