令和4年9月の妙高市議会定例会が開催され、さまざまな議題が審議されました。
入村明市長は定例会の開会挨拶で、今期審議予定の案件として、条例関連の5件、事件議決1件、補正予算3件、決算関連10件、人事案件1件の合計20件を挙げました。議会は、これらの案件の慎重な審議を求める姿勢を示しました。
特に注目されているのは、副議長の辞職許可及び新たな副議長選挙です。辞職した宮澤一照議員に代わって立候補した小嶋正彰議員と髙田保則議員の所信表明が行われました。
小嶋議員については、開かれた議会を目指す姿勢を強調し、そのための改革を進める意欲を示しました。髙田議員も同様に、議会運営をサポートする役割の重要性を述べ、様々な課題に積極的に取り組む意向を表明しました。この結果、髙田議員が副議長に選出されました。
次に、議案第58号の市道認定についても承認が求められています。入村市長は、宅地造成に伴う道路の認定を行うため議会の協議を要請しています。市道の認定は地域のインフラ整備に寄与する重要な措置とされています。
また、議案第53号から第56号までの各種条例改正も重要な議題です。特に、選挙運動用自動車の使用や職員の育児休業等に関する規定の見直しが行われることにより、より公平かつ効率的な運営が期待されています。
環境関連の議案第57号では、廃棄物管理の手数料改定が提案されています。これは収集委託料の高騰に対応するための対応策であり、市民生活への影響も懸念されています。具体的には、燃えるごみ手数料の改定が提案され、適切なごみ処理を促進するための施策が続いています。