令和2年3月、第2回妙高市議会定例会で新型コロナウイルスの影響を受けた医療体制が議題に上がった。近年の医療提供体制の縮小再編は地域住民の健康を脅かす要因となっている。
特に、地域住民の健康を守るためには、地域の医療機関がしっかりと機能し続けることが重要とされている。市立病院である妙高病院や厚生連のけいなん総合病院の役割は、へき地医療の確保や、救急医療、周産期医療など、特に高齢化社会においてその重要性が増しつつある。
また、厚生労働省による調査を受け、妙高市内の医療機関の役割について議論が進んでおり、その結果、地域医療構想の中での病院の存続や機能の見直しが進められている。市長の入村明氏は、「市としても医療提供体制の安定化を図るため、県への要望活動を続ける」と述べた。