令和3年8月2日、妙高市議会の臨時会が開かれ、様々な議題が審議された。重要なアジェンダとして、議案第43号や議長および副議長の辞職許可が挙げられ、特に新たな議長と副議長の選出が注目された。
まず、日程の一つとして、議案第43号、妙高市手数料条例の一部改正が審議された。この改正は、マイナンバーカードに関する手数料の取り扱い変更に伴うものである。入村明市長は、「国の法改正により、再発行手数料が市の条例に基づくものではなくなります。」と説明した。議員の霜鳥榮之氏は、具体的な市民への周知が必要であると指摘し、市民税務課長の鴨井敏英氏も、「丁寧な説明を進める」と述べた。
次に、議長および副議長の辞職が審議された。関根正明議長の辞職が許可され、佐藤栄一議員が新たに議長に選出される運びとなった。選挙の結果は、佐藤議員が10票、植木茂議員が8票を獲得し、成ったことが報告された。
続いて、副議長に宮澤一照議員が当選し、午後の会議では議会運営委員会委員の選任が行われた。議会運営委員会の委員長には霜鳥榮之議員が選出され、円滑な議会運営を目指す方針を示した。
さらに、議案第44号、妙高市監査委員の選任同意が求められた。入村市長は新たに八木清美氏の選任を提案、最終的に賛成13票、反対1票、無効2票で可決され、新たな監査委員の選任が決まった。
最後に、上越地域消防事務組合議会議員および新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙に関する追加日程が承認され、議会全体の運営が進められた。議会は市民への説明責任を果たし、透明性を担保する必要が強調されている。