令和4年第6回妙高市議会定例会では、コロナ禍による影響と今後の復興策が重要なテーマとして取り上げられた。この中で、横尾祐子議員が提起したコロナ禍でのイベント開催については、徐々に開催の兆しが見え始めていると報告された。特に、あらいまつりが復興祭として成功を収めたことが強調された。
また、民生委員の活動についても横尾議員が触れ、高齢化や人手不足に対する危機感が表明された。市長、入村明氏は12月の一斉改選へ向け、推薦候補者の選考が進められていることを説明した。
次に、岩﨑芳昭議員が中山間地域の農業過疎化問題に言及し、特に高齢化や担い手不足の深化が懸念された。市長は農業の継続支援、若手農業者の確保に向けた取組を強化する意義を示した。
いもり池湿原ミズバショウ群落の保全に関する質問もあった。岩﨑議員は、湿原の乾燥化によって地域の生態系に影響が出ているとの指摘を受け、市長は具体的な保全活動について言及した。
冬の豪雪に向けた除雪作業員の確保状況についても重要な議論が展開された。渡部道宏議員は、昨冬の除雪作業の厳しさや、今季の作業員確保への懸念を表明した。市長は業者との連携を強化し、安定した雇用の確保に努めていると説明した。
最後に、道の駅の運営状況が議題に上がり、利用者数の減少に対する懸念散策が述べられた。市は、様々なプロモーション施策を通じて情勢改善を図るとともに、今後の地域活性化に向けてたゆまぬ努力が必要であると強調した。