令和5年第4回妙高市議会臨時会が8月1日に開催され、議長選挙など各議題について審議された。
今回の臨時会は、先月行われた市議会議員選挙後初の会議となり、議員たちの市民への責任感が強調されている。
議長には、関根正明議員が選出された。関根議員は、議会の役割を「行政の監視機能、政策提言機能」を強化する必要があると話した。また、議会改革の継続的な実施を約束した。
副議長には、小嶋正彰議員が選出され、透明性の高い議会運営と市民との対話の場を設ける必要性を訴えた。このようなリーダーシップのもと、市議会の活性化が期待されている。
他にも議会選挙が進行し、各常任委員会の委員が選任されたことも報告された。これにより、より専門的な立場から市政をサポートする仕組みが整備される。
また、令和5年度一般会計補正予算(第4号)が議題となり、これには観光誘客を目的とした支援策が盛り込まれている。新型コロナウイルスの影響を受けた観光業の回復に向け、約5000万円の増額が提案された。このプランは、1万人を対象とした宿泊割引や地域クーポン券の発行を通じて観光需要を喚起するものである。
このほか、監査委員の選任同意や、上越地域の消防に関する議題などが審議され、全ての案件が適切に処理された。この臨時会は、妙高市議会にとって重要なスタート地点となり、議会の一体感と市民への責任を再確認する場となった。