令和元年6月3日、妙高市議会は第3回定例会を開会した。
議会の冒頭、木浦敏明議員の逝去に対する追悼の意が示された。村越洋一議員は、故人の功績を述べながら、その足跡を振り返ると共に、議会のさらなる発展を誓った。
市長の入村明氏は、木浦議員の早すぎる死を悼むと共に、議会における審議事項を報告した。今回の会議では、専決処分の承認や新たな条例の改正案が中心に議論される。..
この日程のうち、特に注目を集めたのは「動産の取得について(小形除雪車)」であった。小型除雪車を導入し、除雪体制を強化する目的で市長が提案した。
入村市長は小形除雪車取得の意義について述べ、主に新井地域で幅員の狭い道の除雪に使用することを説明した。議員からは使用地域や安全対策に関する質疑が出され、業者への貸与を考慮しつつ、運用方法を明確化する必要性が指摘された。
また、報告第1号として妙高市国民健康保険税条例の一部改正が提案された。健康保険課長の今井一彦氏は、改正内容について説明を行い、これに対する質疑も行われた。具体的には、保険税の軽減策への理解が求められ、影響がある世帯数や金額について詳細な回答が求められた。
久しぶりの対面開催となった会議では、委員会付託を省略する件も来期に向けて進められることも確認された。 これからの議会では、さらなる市民福祉向上に貢献する方向で進んでいく意向が見受けられる。