令和5年第3回妙高市議会定例会が、6月15日に開催された。
今回の会議では、新市建設計画の変更に伴う議案第36号などを含む複数の議案が審議され、全て可決された。
新市建設計画の変更については、総務委員会の岩崎芳昭委員長が「全会一致で原案の通り可決されました」と報告した。議長の佐藤栄一氏が質疑の時間を設けたが、質疑は行われなかった。
次に扱われたのは、動産の取得に関する議案2件。
議案第37号については、阿部幸夫委員長が「全会一致で原案通り可決されました」と報告した。質疑では、業者からの入札に関しての背景が語られた。
続いて、議案第38号、除雪ドーザの取得に関しても全会一致での可決がなされた。
これらの動産取得の背景には、舗装作業のスムーズな進行や市民の安全という目的があるとされている。
議案第34号と第35号はそれぞれ市税条例および印鑑条例の改正についてが扱われ、やはり全会一致で可決された。市民税務課長による提案がなされ、「より慎重な対応が必要」との意見も交わされた。
令和5年度の一般会計補正予算(第3号)も、総務委員会からの報告を受けて可決された。この補正予算には福祉関連の支援が含まれ、市民に寄り添った施策が強調された。
議案第41号、固定資産評価審査委員会の委員選任同意に関しても、議会は全員同意で承認した。川久保寛氏が再任される運びとなり、豊富な経験が期待されている。
また、三つの諮問に対する意見も全員一致で適任とされ、候補者の活動への支持が表明された。
最後に、2つの発議が行われ、議会委員会の条例改正と文化芸術基本条例についても、同様に原案通り可決された。文化芸術基本条例は、市民の文化的活動の促進を目的としており、次世代への継承が重視されている。
今回の定例会では、様々な施策が市民の生活に直結するものであり、今後の動向に期待が寄せられている。