令和4年第4回上越市議会定例会が開催され、重要な議題が審議された。
日程には、議案第74号から第100号までの各議案が一括で設けられた。
特に、令和3年度上越市一般会計歳入歳出決算認定が注目され、各委員からの質疑が交わされた。財務部長、柳澤祐人氏は、コロナ対策について詳細に説明し、予算執行の透明性を確保する重要性を強調した。
また、請願第4号に関して、生活保護対象者への冷暖房機器購入費用助成が求められた。この件については、厚生常任委員長、杉田勝典氏が報告し、審議が行われた。結果として、本請願は賛成少数で不採択となる運びになった。委員からは、生活扶助の制度の中での公平性について疑問も呈されたが、市は既存の制度内での対応が望ましいとの見解を示した。
その後、同意案第6号において、上越市副市長の選任について審議された。中川幹太市長が提案した新副市長、八木智学氏の承認が求められ、議会全体からは賛同の声が上がった。過去の副市長たちの功績が振り返られ、新たな体制へ移行することへの期待が高まった。
発議案第3号に関しては、私立高校の公費助成増額を求める意見書が提案され、賛成意見が多数を占めて可決された。特に、私立高校生への経済的支援が強化されることへの期待が言及された。