上越市では、最近異常気象による浸水被害が多発しており、これに対する雨水管理計画が進められている。計画では短期整備が必要とされる本城町、高田地区の整備状況が注目されているが、現在のところ具体的な進捗は見られない。市長の村山秀幸氏は、浸水問題の解決に向けた整備の必要性を強調しているが、本城町排水区の排水能力再評価がもたらす影響についても懸念を示した。
雨水管理計画の進捗状況においては、排水施設が今年度内に整備される見込みとされているが、詳細な計画については再検討が必要とのこと。一方、国土交通省が設置する水戸の川排水機場が現在2台設置されているが、新たな流量を考慮し、追加の設置が要望されている。
えちごトキめき鉄道の話題では、同鉄道の利用促進のための新駅設置が挙げられている。市長は新駅が学生の利便性向上に寄与する見込みとしながらも、設置による運賃収入の増加がどの程度見込まれるのかについて慎重な姿勢を示した。特に、鉄道利用者数の減少が続いている状況を考慮すると、議論は今後も続くことが明らかとなった。
高田公園に関する議論では、名称変更についての意見が取り上げられた。市長は、歴史的価値を保全する観点から、名称変更を含む今後の施策について市民との議論を重要視している。ただ、移転計画が具体化するまでは一歩踏み出せないとの見解も伝えられた。
また、養育費に関する制度の紹介が行われ、離婚後の支払い義務を噛み砕いて伝える取り組みが強調された。社会的な課題として断絶繋がりに、向き合い、やはり啓発を進めることが重要である。市は、今後も支援施策に力を入れる方針である。