上越市の令和元年第4回定例会が開催され、村山秀幸市長が様々な議題について報告した。
新年度予算編成の優先順位について触れた市長は、社会経済情勢や市の財政状況を考慮し、市民生活に直結する基礎的行政サービスの確保を最優先としていると述べた。さらに地方創生の取り組みを強化する考えも示した。
消費税引き上げ後の影響についても言及した。プレミアムつき商品券は、住民税非課税世帯向けに提供されており、11月末時点で10,000件を超える申請があった。市ではさらなる申請促進策を講じており、商品券の販売は順調に進んでいる。
次に、SDGs推進の必要性についても触れた。市はこれを国際的な基準として捉え、持続可能な社会の実現に向けて進めていく方針だ。また、実施される施策が地域の価値向上につながることを強調した。
また、県立武道館の有効活用や上越魚沼地域振興快速道路の進捗状況についても報告し、武道館の集客力を地域経済に生かすことの重要性を再確認した。市長は、今後はこの施設を中心とした地域の活性化への期待を込めた発言を行った。