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上越市、第4回定例会で米価と空き家対策などを議論

上越市議会は、第4回定例会にて米の概算金や空き家対策、浄水場の水質管理について議論を行った。市民の農業と生活の安定がテーマ。
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上越市議会の第4回定例会が、9月20日に開かれた。今回の会議では、米の概算金や農業資材の高騰、空き家対策、さらには浄水場の水質管理といった重要な議題が取り上げられた。

全体として、今年の米価の動向が議論の大きな焦点となった。特に、コシヒカリが1万4,000円に設定され、前年比1,300円の増となったことが紹介された。となると、適正な生産に向けて需給が求められることが強調された。案内されたのは、上越市の環境の特性に応じた農業の営み、特に業務用米の需要についての考慮が必要である。柳澤祐人財務部長が指摘した通り、米価変動は新規就農者に悪影響を及ぼす可能性があるため、安定した価格体系の確立が求められる。

次に、農業資材の高騰が挙げられた。現状、多くの農業資材が高騰しており、肥料に関しては前年比で倍以上の価格や入手の難しさが問題視されている。空周一農林水産部長は、現在の資材価格の動向を注視する必要があることを強調し、地域の農業者に対する市場の情報提供強化が重要であると言及した。特に有機質肥料の確保に対する調査及び支援体制の強化が求められている。

また、空き家問題も深刻な状況であった。特定空家等の管理について、吉田仁史都市整備部長は地域住民との協力が不可欠であるとし、行政としても危険空き家に対する適切な管理を行う責任があると強調した。市と町内会での情報共有体制が構築されているものの、慎重な対応が求められる場面も確認され、具体的な改善策として緊急安全措置を講じることが重要なポイントとなる。

浄水場に関しては、香ばしい異臭問題が発生した際の対応策が詰められた。ガス水道局長の川瀬裕之氏は、臭気の原因を特定し、対応に奔走したことを説明し、今後の技術的向上を約束した。特に快適な水道水を供給することが市民の安心につながるとの観点から、必要な情報発信を検討していると言及した。

議会開催日
議会名令和4年第4回上越市議会定例会
議事録
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