令和2年2月28日に開催された全員協議会では、新型コロナウイルス感染症対策が主要議題として取り上げられた。
この会議では、政府からの要請や市の対応について説明が行われた。まず「土橋副市長」が、この状況を受けての市の警戒態勢の強化を報告し、「感染の拡大防止」「市民の健康管理」などの取り組みを強調した。
具体的には、25日に政府から示された方針に基づき、2月26日より情報連絡会を警戒本部に切替え、全庁で対応にあたっていると述べた。また、休校の要請が出たことを受け、市役所の業務の安定的な継続と感染症対策の両立が求められるとの考えが示された。
「武藤正信議長」は緊急事態のため、議会運営の日程変更や質疑が必要な場合もあると述べ、協力を仰いだ。さらに、協議の場が必要であるとの意見が相次ぎ、特に学校休校に関する迅速な対応が重要視された。
「橋爪法一議員」や「牧田正樹議員」などが参加者として挙げられ、質問を通じて市民の代表としての立場を強調した。これにより、何らかの決定が下される前に、議員同士の情報共有や意見交換が必要だとの議論が展開された。
今後の対応として、市民には手洗いやうがい等の基本的な感染症予防が呼びかけられ、公共施設での感染防止策も徹底される方針が示された。また、議会としても効率的な運営を叶えるため、議運の開催も模索された。
協議を通じて、全員が現状を共有し今後の方針策定に努める姿勢が見られた。全体として、非常に重要な議題への組織としての取り組みが感じられる会合となった。