上越市において、放課後児童クラブは、共働き家庭の増加に伴い重要な役割を果たしています。
今年度の放課後児童クラブの利用者数は増加傾向にあり、保護者の就労の支援と子供たちの生活の場を提供しています。《18.3%の利用率を記録》とし、特に特別な配慮を必要とする児童への対応も進んでいるとのことです。教育委員会は支援員の人材確保に取り組んでおり、106名の支援員が配置されていますが、確保は難航しているようです。
中山間地域の農地の荒廃化の防止については、様々な施策が取られていますが、高齢化に伴う担い手不足が共通の課題となっています。全国的に中山間地域での農業が厳しい状況にある中、上越市では、304人の農業者が県の支援策を活用しています。
新潟県・庄内エリアデスティネーションキャンペーンでは、上越市も佐渡の世界遺産登録の動きに対し協力を進めています。観光業の振興には、食をテーマにした観光資源の発信が重要ですが、上越市は「ようこそ。越五の国へ。」というプロジェクトを推進しています。
また、地域づくりワークショップでは、市民が観光のあり方や地域の魅力について議論をしており、これからの動きに期待が寄せられています。特に、観光列車の導入や新しい乗客へのアプローチがカギになるでしょう。
今後の課題として、上越妙高駅へのかがやき停車の実現が挙げられています。周辺施設や市全体の魅力向上が求められる中、観光資源を最大限活用する必要があります。水族博物館うみがたりの運営も継続的な工夫が必要であり、地域の皆さんと連携しながらイベントを行い、観光客を迎え入れる仕組みが求められると言えるでしょう。