令和元年第2回上越市議会定例会が開会された。
市議会は、今期定例会の会期を本日から6月19日までの15日間とすることを決定した。議長の武藤正信氏は、会期の決定にあたり「異議なし」との意見を受けて、無事に決議される運びとなった。
続いて、去る5月12日に逝去した草間敏幸議員への追悼が行われた。議員の大島洋一氏が追悼の言葉を述べ、草間議員の長年にわたる市政への貢献を称え多くの功績を振り返った。特に、彼の地酒で乾杯を推進する条例の制定への尽力や、地域活性化への熱意が評価された。
市長の村山秀幸氏は、議案第81号から第98号までの内容を説明した。特に令和元年度の上越市一般会計補正予算については、追加予算規模が988億4,930万円となり、幼児教育や保育の無償化に伴う費用が含まれていた。また、水族博物館関連の経費や介護保険システムの改修等についても触れた。部門ごとの予算増額が詳細に説明され、多様な社会的要請への対応が求められていることが示された。
市の手数料条例の改正や税制改正の議案も提出され、議員からの質問や意見はありませんでした。議案は所管の常任委員会に付託され、これからの審議に期待が寄せられている。開会は午前10時から、散会は午前10時27分に無事終了した。市議会は、引き続き地域の諸問題に取り組む姿勢を示している。