令和3年6月定例会が6月10日に開催された。
市議会は、会議の日程に基づき、会期の決定から市政報告まで多岐にわたる議題を審議した。
議長の林野忠弘氏は、今期定例会の会期を6月10日から23日までの14日間と決定し、その後進行した。
続いて会議録署名議員として、山根千佳氏と真鍋範子氏が指名された。その後、去る3月定例会以来の報告について説明が行われた。
特に注目されたのは、善通寺市議会における表彰状の伝達である。
永年にわたり地方自治に寄与した寿賀崎久氏と大西智晴氏への受賞が業績として讃えられた。
市長の平岡政典氏は市政報告の中で、新型コロナウイルス感染症に対する施策について述べた。
ワクチン接種状況に関しては、6月6日現在で高齢者の接種率が44.5%に達していると報告した。さらに市民生活や経済への支援施策も進めていることを強調した。
次に、令和2年度の一般会計決算についても言及し、黒字見込みを示した。特に、税収の徴収率は昨年度を上回る見込みであるという。
地元の観光行政、教育、消防、農林課の施策についても詳しい報告があり、今後の取組方針についても述べられた。
さらに、議題に上った各議案についてはそれぞれの提案理由が説明され、質疑も行われたが、特に異議はなく、次のステップへ進むこととなった。
日程第7では、国立病院の機能強化を求める意見書についての請願が審査され、全会一致で採択されたことが報告された。これは新型コロナウイルス感染拡大における医療機関の機能強化を求めるもので、多くの支持を受けている。
最後に、議会の次回は6月17日に予定され、審査が行われる。
これにより、今定例会の全ての日程が終了した。