コモンズ

丸亀市、691億円の令和6年度予算を策定

令和6年度丸亀市一般会計予算が691億円に上ることが確認され、教育やインフラ整備に注力する方針が打ち出された。
記事公開日:
議会開催日:

令和6年第2回丸亀市議会では、主要な議題として、一般会計予算案が提案された。

この予算案は、前年度に比べて約107億円増加して691億円を見込む。

主な要因として、教育施設や新市民会館の建設などの投資的経費が挙げられる。市長の松永恭二氏は、「教育は人づくりの基本」だと強調し、教育関係者との連携を強化する方針を示した。

一方、同議会では、各派代表質問も行われ、市民生活に根ざした施策が問われた。特に多田光廣議員が中心となり、不登校対策や児童福祉の強化について質問をした。教育長の末澤康彦氏は、今後も自立した子供たちを育成するための方針を打ち出し、その具体策について述べた。

また、志政会の議員たちも、災害に対する備蓄物資の見直しや水道老朽化対策を巡る意見を交わし、地域の強固さを示す重要性を訴えた。この中で市民が安心して暮らせる地域を維持するには、地域自身の力をつける取り組みが不可欠であると一致した。

観光振興においては、丸亀城周辺の魅力ある施設の再整備と市民の本来の文化を発展させることの重要性が強調された。県内外からの観光客誘致を図り、市民活動とも連携しながら持続可能な観光地を作る姿勢が求められた。